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職業がんをなくそう集会に参加してきました

2016年06月11日

6月11日午後1時〜午後5時に開かれた職業ガンをなくそう集会に参加してきました。
私は職業がんについては、石綿の民事損害賠償請求事件しか扱ったことはありませんでしたが、いつも労使合同勉強会などでお世話になっている化学一般が力を入れて取り組まれており、お誘いを受け参加してきました。

裁判に取り組まれた医師や弁護士から、日本における職業がんの実態や労災裁判での問題点などの解説があり、日本では欧米諸国と比べても職業がんの調査研究が国によりほとんどなされておらず、そのために労災行政や裁判所で立証が困難となっているという状況が分かりました。

国が調査を懈怠しておいて、それにより適切な予防策が実施されず、また労災補償もされないというのは不条理としかいいようがありません。
今後も、この取組みに注目していますし、もっと世論に訴え、国の調査研究を進めさせることが大切だと思いました。

posted by YoshihideTachino at 18:04 | TrackBack(0) | 活動報告

民主法律協会主催の労働相談入門講座で講師をしてきました

2012年06月17日

 今日は、民主法津協会主催の労働相談入門講座として、弁護士・労働組合の方などを対象として「精神障害の労災認定実務」について講師をしてきました。
 民主法律協会というのは、学者、労働組合、弁護士が連携をして労働問題を中心とした民主的課題に取り組む団体であり、非常にユニークな団体です。
 労働相談入門講座は、民主法律協会が毎年開催している労働事件をしようと考える若手の弁護士や日々労働相談にあたられている労働組合の方を対象とする労働相談の入門講座ですが、最近は普段企業法務をされている弁護士の先生も多く参加されるようになっています。
 今回私が講師を担当させていただいた内容は、「精神障害の労災認定実務」についてであり、事例紹介も織り交ぜながら、労災申請手続・労災補償給付の基礎的な知識から、精神障害の労災新認定基準、弁護士による労災認定実務のノウハウ、裁判例などについて話をさせていただきました。特に、精神障害の労災申請は、労災の中でも一般の弁護士には馴染みが薄い分野ですので、労災を扱ったことがない弁護士には盲点となりがちな、発症の有無・発症時期の問題について強調して話をしてきました。
 講義の終了後には、多数の質問が寄せられ、この分野に対する関心の高さがうかがえました。
 労災に馴染みのない一般の弁護士にも労災認定実務の基礎を理解していただき、一人でも多くの被災者の労災認定につながればと思っています。
posted by YoshihideTachino at 09:09 | TrackBack(0) | 活動報告

職場のメンタルヘルス事例研究会での講演・ 報告

2012年06月07日

 本日、精神科医の先生が代表を務めておられ、大阪職業病対策連絡会の事務局長や産業カウンセラー、労働組合の方などが世話人となっている職場のメンタル事例研究会という仕事を理由に精神疾患に罹患された患者を支援する会において、「精神障害の労災認定実務~弁護士の立場から見たメンタルヘルス問題」ということで報告(講演)をさせていただきました。特に、労働組合の方に多く参加していただけましたし、若手の弁護士の先生にも参加いただけました。
 主な内容は、精神障害の労災申請や裁判において、弁護士がどのようなことをしているのかといった技術的なことから、改正された精神障害の新認定基準の内容、そして弁護士として労災申請に取り組むにあたってどのような課題にぶつかっているのかということまで話をさせていただきました。
 そして、結論的には、精神障害の労災事案が急増している今こそ、弁護士だけで患者の本当の支援を実現することは困難であり、精神科医、NPOなどの民間支援団体、労働組合などが連携をして患者に対する多層的なサポートを行うことが必要ではないかということを述べさせていただきました。
 特に、最後の結論的な部分は参加いただいた皆様も多層的サポートの必要性を感じておられたようで、これを契機に具体的にどういった連携ができるのか、この研究会でも議論していきたいと思っています。
posted by YoshihideTachino at 21:03 | TrackBack(0) | 活動報告